バクタプル Bhaktapur

観光地

赤茶のレンガ作りの建物がびっしりと並ぶ古い街。
カトマンズより東に15km位置する、ネパール語でバドガオン、ネワール語でクウォッパ(”帰依者の町”という意味)とも言われるカトマンズ盆地で3番目に大きな町です。14世紀にヤクシュ・マッラ王によりカトマンズ盆地の王国が分割されるまで、最古の王室所在地でした。路地は迷路のように広がっており、街全体が美術品であり17~18世紀の街並みや人々の暮らしぶりを伺えます。
バクタプルは、ナガルコットに行く時や帰るときに少し立ち寄る人も多いですが、ネワール族の伝統がよく見られるバクタプルも多くの魅力がある街です。ぜひ、ゆっくりと訪れてみてください。
ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画『リトル・ブッダ』で、出家前のシッダールタ王子が過ごした都の様子はほとんどこの町とパタンで撮影されました。
カトマンズ、パタンと並ぶ盆地内の古都ですが、なぜか日本人には一番気に入られております。

観光スポット

ダルバール広場

写真は、左側はマッラ王朝時代に建てられた王宮の入り口と右側はネワール建築の55窓の宮殿です。木彫りの窓がとても美しいです周辺には、多くの寺院があり、宮殿を囲むように寺院が建てられています。ダルバール広場は、ネパール人のピックニックなどが多く見られますが、外国人の観光客はカトマンズやパタンに比べると少ないです。

     

トウマディー広場

左側がニュタボラ寺院という5重の塔です。高さは30メートルあり,カトマンズ盆地にある寺院の中では一番高いです。急な階段ではありますが、上まで登ると広場を見渡すことができます。右側には、バイラバナート寺院があります。
ダルバール広場からこの広場に移動する街なみには、ネワール族の伝統ある建物を見ることができ、それもバクタプルの魅力の一つです。

タチュバル広場

トウマディー広場からバザールを更に15分程度歩くとこの広場につきます。この付近の街並みはとても風情がある街並みです。
ここは、マッラ王朝以前からあった街並みです。写真に写っているダッタトラ寺院は1400代に建てられたとても古い寺院です。また、その向かいにはガルーダ象が立っております。
この周辺には、木彫美術館や真ちゅう・青銅美術館があり、ネワール族の伝統を見ることができます。木彫美術館となっている建物にあるクジャクの窓はとても繊細で見事なものです。
ダルバール広場から離れていることもあり、外国人の数はさらに減る場所ではありますが、ここに続く街並みや広場周辺はとても魅力のある場所です。時間があれば、ぜひ訪れることをお勧めします。
(写真は地震後の2018年の写真ですが、今はだいぶ修復されています。)

     

レストラン

Temple View Restaurant

ダルバール広場の王宮の入り口の向かい側にあるレストランです。2階にあり、ここからはダルバール広場で掲載している様な広場を見下ろすような写真を見ることができます。
写真に掲載しているここのヨーグルトは、有名でとても美味しいです。カトマンズでも一部ここのヨーグルトを販売していますが、ぜひここで一度購入して、広場を見ながら味わってください。

     

Facebooktwitter
Copied title and URL