周りを5山に囲まれたカトマンズ盆地は、古くから先住民族のネワール族が暮らし、独自の文化や芸術を継承しています。別途掲載しているパタンやバクタプルにその名残を見ることができます。
一方、この盆地には、ヒマラヤ山脈を見る絶景ポイントが多くあり、その主なものを掲載しております。それぞれ違ったとても素晴らしい景色を見ることができます。
ナガルコット Nagarkot
カトマンズから約35キロ、バクタプルから約18キロのところに位置しております。標高2190メートルにあるナガルコットは町の騒がしさとは無縁でヒマラヤ山脈のパノラマを見渡す最高の場所と言えます。サンセット。サンライズは刻々と色を変えていくヒマラヤが美しく、ランタン・リルン(7334M)、ジュガール山群、マナスル山群の山々を満喫することができます。特に朝日はきれいですので、ぜひナガルコットで1泊して、朝日をこの場でみられることをお勧めします。
カトマンズからバスで約2時間半で来られるので、時間のない人はここから短いトレッキングやハイキングが楽しめます。カトマンズ盆地で2番目に高いジバプリ(2725M)への2~3日のトレッキングは実に楽しいものです。ジバプリでは、2月~3月にかけてのシャクナゲがみごろで、シャクナゲの咲く森の小道を通り頂上に着くと、天気がよければすばらしいヒマラヤの雪峰を展望できます。
ホテル
Mistic Mountain
2017年にオープンしたナガルコットのリゾートホテルです。他のホテルがある位置よりも奥に位置しており、静かで過ごすことができます。新しくできたホテルで、部屋もおしゃれで、部屋からヒマラヤの山々を見ることができます。部屋はもちろんですが、レストランや様々な場所からの眺めはいずれも最高です。ネパールの若者に人気のスポットになっております。
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Club Himayala Nagarkot Resort
ナガルコットにある高級ホテルです。1996年に建てられたホテルですが、手入れがされており、部屋も清潔にキープされています。2010年ごろに新しく建てられたデラックスルームのバルコニーからは、特にヒマラヤの山々をとてもきれいに見ることができます。また、展望フロアがあり、朝日が昇る時間には、多くの観光客の方々が集まって、感動を一緒に味わうことができます。レストランフロアと同じ位置に屋内プールもあり、年中いつでも泳ぐことができます。
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ドゥリケル Dhulikhel
この町は、カトマンズからバクタプルとパネパを経由した東約32キロに位置し、美しい景観と古い伝統で知られています。ドゥリケルには小寺院も多く、村人の暮らしぶりを見学しながら散策するのも楽しいでしょう。ナガルコットなど他の展望台と異なり、古く都として栄えた街です。街の中にはネワール族の伝統的な建物が見られます。
ここから東はカリョルンダから西はヒマールチェリへのヒマラヤパノラマを展望できます。そして、下方にはスンコシ川とロッシー川の美しいうねりを標高1524Mのドゥリケルからは一望することができます。ここは、小さいながら趣き深い町にあるヒマラヤの展望台です。
観光スポット
ヴィシュヌ寺院
ドゥリケル旧市街の中心辺りにあるヴィシュヌ寺院です。ここはヒンズー教の神様ヴィシュヌ神を祀っている寺院です。ここのお寺の手前にはガルーダ象が飾られております。
ここのお寺自体は大きくないお寺ですが、周りにはドゥリケルの古いレンガ造りの街並みが残っており、楽しむことができます。田舎の街並みということもありのんびりした時間がの流れを感じます。カトマンズ周辺の多くの人の流れや騒々しさなどに疲れたら、ここで古いネパールの街並みでのんびりすることもお勧めです。
バグワティ寺院
ヴィシュヌ寺院を過ぎてもう少し街の奥に進むとバグワティ寺院が見えてきます。写真は、バグワティ寺院の入り口の門です。こちらの寺院は、シヴァ神を祀るここはヒンズー教のシヴァ神を祀っている寺院です。中のお寺の本堂は、3重の塔になっています。こちらの寺院には写真に少し見えている階段のところに現地の人が座ってゆっくりしていることが多いです。
チャンドラギリ Chandragiri
カトマンズの南西にそびえる標高2500メートル程度のヒマラヤの山々を見ることができる展望台です。最近、ケーブルカー(日本でいうロープウェイ)が完成し、簡単に登ることができるように、ネパール人や外国人の人気スポットになっております。カトマンズから車で1時間程度です。
チャンドラギリからは、天気が良ければ左はアンナプルナから右はエベレストまで見ることができる最高の展望台です。せっかく行っても天気が悪いと十分に見ることができません。行く前に天気などを確認の上、行かれることをお勧めします。
当社で手配した場合、現地の天気を踏まえ日時変更をすることも可能です。